【空間オーディオの真価を引き出す】AirPods Max レビュー

APPLE

こんにちは。甘鯛です。
本記事では、AirPods Maxをレビューしていきます。
いまさら!?と思うかもしれませんが、3つの理由からレビューしようと考えました。

  • 約6ヶ月ほぼ毎日、AirPods ProとAirPods Maxを使用し両者の特徴がより鮮明になった
  • Apple Music、Apple TVなどで空間オーディオに対応するコンテンツが増加してきた
  • 主観的な表現ですが、AirPods Maxを使えば使うほど、確実に好きになっている

こうした経緯から、私なりにAirPods Maxを今回語ってみようと思います。
AirPods Maxの購入を検討している方、 AirPods Maxの強み・弱みを知りたい方、
AirPods Maxさすがに高額では?そんな方々の課題解決としてお役に立てれば幸いです。

ランニング時のAirPods Proの使用感をレビューした過去記事もあわせてご参照ください。

結論

まずは本記事で1番お伝えしたいことから!

AirPods Max、私は大好き
AirPods Maxを私なりにひと言で称するならば、“Apple製品らしい憎めない奴”。
しかし、万人にオススメか?と言われれば、答えはノー。オススメできる方は限定されます。


AirPods Maxをオススメできる方は、以下3点全てに該当する方と考えます。

  • 室内で音楽や映画を存分に楽しみたい
  • 空間オーディオを最大限に実感したい
  • iPhone、MacなどApple製品を3つ以上使用中で、Apple TVやApple Musicを使用する

これら3つ全てに合致する方には、AirPods Maxを自信をもってオススメすることができます。
ところが、1つしか該当しない、あるいは2つに該当、という方には正直オススメはできません。
ガジェット環境やユーザーの嗜好で価値判断が変わるハイエンドなヘッドフォン、と言えます。

そんなオススメのハードルが高いAirPods Maxですが、
強み(持ち味)・弱み(ここはちょっと…なところ)の要点を絞り掘り下げていきます。

私はこのデザイン好きです!

強み

  • AirPods Maxの真価は、空間オーディオを使用することで発揮
    嬉しいことに、Apple MusicやApple TVなど空間オーディオ対応コンテンツが増加中です。
    AirPods Maxで映画やビデオを観ることで、さながら映画館のサウンドを体感可能。
    全方位から音に包み込まれるかのような感覚で、初めて体験した際に感動しました。
    AirPods Proでも試してみましたが、後述する高音質+強力なノイズキャンセルが相乗し、
    自分空間で自分だけのためにコンテンツが展開されるような素晴らしい体験を味わえます。

  • 原音に忠実なニュートラルで優等生的な素晴らしいサウンド
    まず間違いなく言えるのは、AirPods Proの上位互換であることです。
    高音・中音・低音の各音域のいずれかが強調される感じではありません。
    あくまで、中立的で万人ウケするような偏りのない原音に従順な音が特徴
    強いて言うなら、高音は素直だが、低音はイヤーカップが振動する印象を時折受ける程度。
    総じて、AirPods Proと同じ方向性でさらにクオリティが向上したサウンドになります。

  • 圧倒的すぎるノイズキャンセル&外部音取り込み力
    ノイキャン・外部音取り込み、いずれも言うことなしの素晴らしい品質です。
    ノイキャンについては、ヘッドフォンの形状から包みながらノイズを遮断する力が強め。
    なので、AirPods Proよりも若干ですが耳に対する圧を強めに感じさせる印象になります。
    外部音取り込みでは、左右カップの側面に穴があき、音が自然に入り込んでくる感覚
    これは、AirPods Proと比較して(AirPods Proも十分ですが)最終形になったイメージ。

弱み

  • 強気な価格設定
    税込み67,980円は高額と言わざるおえないです。
    10万円台がザラの高級ヘッドフォン市場からみれば、突出して高価格ではないですが。
    しかし、よく比較されるような国内メーカー品の約2〜2.5倍近く高額であるのは事実。
    個人的には、クオリティの高さを踏まえれば、割りにあっている方だと考えています。

  • 長時間の利用では重さを感じる
    同様によく比較される国内メーカーのものとの重量差は、プラス約100~130g。
    当初はこれくらいなら大丈夫だろうと思っていましたが、
    映画など1.5時間を超える作品の視聴でぶっ続けで使用すると若干首周りがこります。
    短時間では問題ないですが、長時間の使用ではそれなりの重さを感じます。

  • 設計上、使いづらいところがある
    特にそう感じるのは、3箇所。
    1.アームの調整が段階式ではない→ズレた時に左右揃えるのが地味に面倒
    2.充電がQi(ワイヤレス)ではなくライトニング→AirPods Pro、AirPodsはQI対応
    3.ケースから取り出す際に、左右カップの端同士がぶつかる→小傷の原因に繋がる

まとめ

特筆すべき強み・弱みをまとめていきましたが、やはり、私はAirPods Max大好きです
正直言えば、購入当初は高額であることに意識があり、コスパ悪い!?と思っていました。
ところが、AirPods Maxの使用頻度に比例して高品質な機能性に惹かれていくのが凄いです。

数あるAirPods Maxの魅力の中から1番を挙げるとすれば、空間オーディオの価値の最大化
このために、AirPods Maxを購入しても金額以上の価値を十分に感じることができます。
イメージとしては頭上を含む様々な方向から、
登場⼈物/ ⾳楽/ 物体などの臨場感あふれるサウンドが降り注がれる感覚。
強力なノイキャンもあいまって、3次元で展開されるサウンドでリアルな”没⼊感”に繋がります!
Apple TV、Apple Musicで対応コンテンツが増加中で、AirPods Maxがさらに好きになっています。

【おすすめポイント多し】コンテンツ量と質に優れたU-NEXTでは、
ドルビーアトモスによる空間オーディオ対応の良質なコンテンツが多いU-NEXTを徹底解説。
AirPods Maxを使用することで、大好きな作品の潜在価値がさらに向上します。
U-NEXTとAirPods Maxの組み合わせは相性が優れておりおすすめ。ぜひご確認くださいね。

冒頭でもお伝えした通り、Appleユーザーの嗜好やApple製品・サービスの利用数次第で、
AirPods Maxの価値判断は変わり、Appleファンの中でもニッチなガジェットの位置づけ
また、弱みでもふれましたが、率直なところ、設計におけるの改善の余地はまだまだあります。

コアなAppleファンでも見解が様々なようですが、それでも私にとっては“憎めない存在”。
Appleらしい洗練されたデザイン性に加え、圧倒的な機能性を備えているのがAirPods Max。
ハード面、ソフト面でものこれからのさらなるAirPods Maxの進化に期待していきたいです。

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