【仮想通貨】米国株ナスダック・アーク×ビットコイン相関【2022年はBTC買い】

仮想通貨

こんにちは。甘鯛です。
今回は「ナスダック・アークとBTCの相関性」を考察。
BTCと各々の相関を踏まえ、2022年がBTCの買い増しの好機と私が考える理由を述べていきます。

【初心者必見】ビットコイン(BTC)保有は危険?結論:早めの開始がおすすめでは、
BTCの根本的な仕組みから各方面からのニーズを踏まえBTCを徹底解説。要チェックです。

本記事ではNasdaq 100に連動の米国ETFであるQQQと仮想通貨を比較考察の構成。
【攻めのETF】QQQをわかりやすく解説でQQQの特徴を解説しておりますのでご参照ください。

結論:ビットコイン(BTC)とナスダック・アークの相関性は現状高い

早速ですが本記事の結論から!

現段階では、BTCとナスダック、QQQ、ARKK(アーク社ETF)との相関性は高い。
政策金利の引き上げ後のアノマリーを勘案すれば、BTC保有の妙味が大きい年と考えます。

上記が本記事で1番お伝えしたいこと。
以降では、BTCとナスダック、QQQ、ARKKとの相関性を検討の上、
政策金利引き上げ後の反発と上昇トレンドより、2022年がBTC保有に適する背景を掘り下げます。

また、2022年は高PERの代表格であるハイテク企業群を多く含むQQQはもちろん、
仮想通貨(BTC・ETH)にとって、試練の時期になることが現状で予想
されています。
テーパリング(金融引き締め策)、インフレ、政策金利の引き上げ、現在進行中のロシア・ウクライナ情勢に起因する地政学リスクなどが多数予定されているからです。
【2022年トレンド】仮想通貨保有がおすすめな理由【相関ポイント提示あり】では、
仮想通貨(BTC・ETH)に逆風になる各々の要素を詳細解説。あわせてご確認くださいね。

仮想通貨を中心にNFT、メタバース、DeFi、GameFiなどの概念にあたるWeb3.0に関して、
【そもそも論】Web3.0とは?結論:Webの非中央集権!【完全保存版】にて詳細に解説。
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ビットコイン(BTC)とナスダック・QQQ・ARKKの相関性

前提として今回BTCとの相関を検討する3つの対象を簡潔に整理しておきます。

  • ナスダック総合指数
    米国新興企業を中心にナスダックに上場する3,000社以上の時価総額加重平均型の株価指数。

  • QQQ
    上記ナスダックのうち上位約100社の時価総額の加重平均株価に連動するETF。

  • ARKK(ARK Innovation ETF)
    ARK社による「破壊的イノベーション」を生み出す企業(約40社)で組成のアクティブETF。

上記は、QQQとBTCの上昇・下降トレンドの相関係数を示したもの。
注視すべきは上昇トレンド(緑色)の相関係数で2019年以降の相関性が特に強くなっていること。

約6ヶ月のBTC(青色)、ナスダック(黒色)、QQQ(赤色)、ARKK(緑色)推移

上記は約6ヶ月のBTC、ナスダック、QQQ、ARKKの推移。
6ヶ月の期間では、各々とBTCの相関は認識しづらい状況になっております。
ただし、特に中小型のハイパーグロース株主体のARKKのアンダーパフォームが顕著
米10年国債などの長期金利の上昇により影響をとりわけ受けていることが見てとれます。

約10ヶ月でそれぞれの推移を確認すると相関性がより明白になっています。
中でも、ARKKとBTCの推移がよく似ているのが気になるところ。

約10ヶ月のBTC(青色)、ナスダック(黒色)、QQQ(赤色)、ARKK(緑色)推移

米国ではテーパリング実施に伴い、米国10年国債に代表される長期金利が上昇傾向です。
長期金利と株式はシーソーのような逆相関関係。ARKKには将来の成長を織り込んでいる、
中小型の高PER企業株を多く含んでいるのが特徴。よって、ナスダック、QQQと比較して、
とりわけARKKが米国10年国債の金利上昇による影響を強く受けるメカニズムになります。

ARKK、ナスダック、QQQの順にBTCと推移がよく似ているのがわかります。
いずれも、米国10年国債の金利の変動に敏感に反応しているのが明らか。
BTCとARKK、ナスダック、QQQについて、現状で約0.5の高い相関係数をマークしています。

約10ヶ月の米10年国債(ピンク色)BTC(青色)、ナスダック(黒色)、QQQ(赤色)、ARKK(緑色)推移

また、ボラティリティ(価格変動率)の観点からもチェックしてみましょう。
以下図はBITO(BTC先物価格に連動ETF)、QQQ、ARKKの約3ヶ月のボラティリティ推移。
とりわけ、ARKKとBITOのボラティリティからも両者の高い相関性を確認することができます。

約3ヶ月のBITO(黄色)、QQQ(緑色)、ARKK(青色)ボラティリティ推移

【厳選】メタバースおすすめ銘柄とは?結論:まずはエンジンコイン!【仮想通貨編】では、
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政策金利引き上げ後のアノマリー(相場経験則)

2022年がBTCの買い場になると私が考える1番の背景は政策金利引き上げ後のアナマリーです。
本記事の執筆時点では、ロシア・ウクライナ情勢次第ですが現状の既定路線は以下の通り。
3月に利上げを開始し、年内は計4回利上げが行われ、政策金利は年末には1%になる見通しです。

政策金利の引き上げで、市場が先回りしてどの程度折り込むかによって変動幅は異なりますが、
株式や仮想通貨などのリスク商品に基本的には逆風で売却が進み下落傾向となります。
しかし特筆すべきは、下記図の通り政策金利の引き上げで一時的に下落した株式はその後、
反転し政策金利の引き上げが継続しても株価の上昇が止まらない傾向になっていること。


前提条件として株価の上昇に重要なのは金利の変動だけではなく、
企業の四半期の決算内容(売上、EPS、ガイダンスをそろぞれクリアしているか)が肝になります。
金利上昇の局面においても、もちろん企業収益のプラス成長が株価上昇に欠かせない条件。
今回の政策金利の引き上げに関しては、根強いインフレによる経済活動の混乱を避ける主旨です。
良好な企業業績に加え、強い個人消費で経済状況がより安定すれば金融政策の転換期といえども、
過去のアノマリーに従えば持続的な株価の上昇トレンドを形成していく可能性が高い
といえます。

Real Investment Adviceより

前項で述べた通り高PERのハイテク企業の株式を多く含むナスダック、QQQ、ARKKにおいて、
近年のBTCとの相関性の高さを考慮すれば金利引き上げによる一時的な下落から、
BTCの持続的な上昇トレンドの形成も一定の相関性が高くなると私は考えています。
よって、2022年においては以降の上昇を捉えていく上でBTCを比較的割安の状態で、
仕込むのに適した時期であると捉え、期間分散を行いながら段階的にBTCの買い増しを実行中。

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コインチェックについておさえておくべきポイントを整理すると以下の通りになります。

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以下ではコインチェックの口座開設をわかりやすく丁寧に解説していますので、ご参考ください。

まとめ

以上より、BTCとナスダック、QQQ、ARKKの相関性について、
米国経済が直面する政策金利の引き上げの転換を中心に解説を進めてきました。
繰り返しですが、2022年は米国株・BTCに不利なリスクイベントが多数予定されています。

だからこそ、中長期でBTC保有をされる方にとって2022年は適した買い場になると考えています。
仮想通貨(BTC・ETH)は大きなリターンが魅力的。一方、ボラティリティが非常に大きいです。
よって、自身のリスク許容度から逆算したバランスの良いアセットアロケーションに加え、
腰の強い強いポートフォリオの構築により着実かつ継続的なリターンの獲得が可能になります。

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*仮想通貨の保有は、あくまで自己判断でお願い致します。

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