こんにちは。甘鯛です。
今回は固定費削減の観点から「電力切替え」がテーマ。
2016年以降、電力自由化に伴い多くの新電力会社が参入しました。
読者様への固定費削減の提案が本記事の目的で、おすすめの電力会社を3つ紹介します。
・電力会社を切替えることで実際にどれくらいお得になるか、
・おすすめの電力会社をピンポイントに把握し特徴を知りたい、
本記事は、このような読者様にお役立てできる内容になっております。
それぞれ、要点を絞りながら解説を進めていきます。
結論
早速ですが、結論から!
固定費削減の観点から電力会社切り替えをご検討される際には、
以下の3社より選択されることをぜひおすすめします。
- Loopでんき

- シン・エナジー

- リミックスでんき

電力自由化の概要を踏まえ、各社の特徴を掘り下げていきます。
電力自由化とは?
20216年4月1日以降に電力自由化が開始されました。
電力自由化とは、以前は家庭や商店向けの電気に関しては、
地域の決まった電力会社だけが販売していており、どの会社から買うかを選択できませんでした。
ところが、事業者の電気の小売業への参画が全面的に自由化されたことを電力自由化といいます。
では、消費者である私たちにとって電力自由化は、どのようなメリットがあるのでしょうか。
主なポイントとしては、以下の通りになります。
・多くの事業者の市場参加により競争が活性し、多様な料金メニューや特典などが登場
・住んでいるエリア以外で発電された電力の購入できるので、特定地域や故郷のサポート
もちろん、どの要素を重視するかによって、電力会社の選択は変わってきます。
ですが、本記事では消費者目線にたち、電力会社を切替えることで、
月額の電気料金を軽減させ固定費削減の寄与に向け利用価値のある電力会社を3つ紹介します。
Looopでんき
電力会社を選ぶのが面倒という方には迷わず、Loopでんきを選択するのをおすすめします。
事業者 | Looopでんき |
---|---|
エリア | 全国(一部離島以外) |
基本料金 | 0円 |
電力量料金 | 26.4円(一律) |
違約金 | 0円 |
ポイント | 基本料金、解約金が0円。自然エネルギーの利用を重視。 |
おすすめな人 | 契約アンペアが高めの人。毎月の電力の使用量がほどほど。 |
1番の特徴は、基本料金が0円かつ解約金が0円であること。
電気料金をとにかく削減し安く済ませたい、そんな方にLoopでんきは最適。
解約金が0円なので、仮にそこまで安さを感じなかった場合は、
いつでも解約して他の電力会社に乗り換えることができるのも消費者目線ではありがたいところ。
先述の通り、事業者間での競争が激化する電気事業では、
現状以上により優れたサービスを提供する事業者が現れても不思議ではありません。
現状の低価格に加え解約のしやすさは重要な判断材料になると私は考え、Loopでんきを使用中。
関東の大手電力会社との比較では、
私のエリアで基本料金が1契約あたり30Aの場合、月額858円でした。
一方、基本料金0円のLoopでんきに切替えたことで私の場合、
従来比で年間最低10,296円〜13,986円の固定費の削減に繋がっています。
また、Looopでんきの場合、
電力量料金が一律固定なので、電力の消費量に対して電気代の計算がしやすいのも地味に嬉しいです。離島を除いた全国が対象なので、引越しても使い続けられるのは便利ポイント。
電気とガスのセット割もあり、光熱費全体で毎月の節約のできます。
また、オール電化にも対応した「スマートタイムプラン」「おうちプラン」など、
電力使用の量や志向にあわせたプランが多数ありますので、あわせて確認してみてくださいね。


シン・エナジー
シン・エナジーがおすすめな方としては、
一人暮らしの方、時間帯によって使用電力量のギャップがある方に向いています。
Loopでんきの次点でシン・エナジーはおすすめ。
事業者 | シン・エナジー |
---|---|
エリア | 全国(北海道以外) |
基本料金 | 768.34円(30A) |
電力量料金 | 19.67円(~120kWh) 24.78円(121kWh~300kWh) 27.71円(301kWh~) |
違約金 | 0円 |
ポイント | ライフスタイルに合わせたプラン。JALマイルが貯まる。 |
おすすめな人 | 単身世帯~家族世帯まで。在宅の時間が多い人。 |
シン・エナジーの特徴は、先述の通りプランがライフスタイルあわせて用意されているところ。
以下のようにプランを選択することで、過不足なく電気使用ができるのはありがたいですね。
・昼に在宅が多い人:「【昼】生活フィットプラン」
・夜に在宅が多い人:「【夜】生活フィットプラン」
一人暮らしで30A設定で月150kWh使用の場合、
シン・エナジーのプランでは「きほんプラン」を選択することになります。
同条件で大手電力のケースと比較するとどのエリア想定でも、月4,000円以上になりますが、
一方で、シン・エナジー「きほんプラン」では月3,300円ほど〜の提供となります。
*お住まいの地域によって、差はありますが月4,000円以内でおさまりますので、十分お安いです。
また、シン・エナジーでは200円でJALマイルが1マイル貯まりますので、
JALマイルを貯めている方にとっては、非常にお得な選択になりますね。


リミックスでんき
リミックスでんきの特徴は、一律で安くなるところ。
30A契約、〜420kWh使用「割引プラン」の場合、毎月の利用料が最大5%安くなるのが特徴。
プランや用途によって各社、相見積もりをとり確認するのがベターです。
ファミリーや在宅時間が特に多い方には「使い得プラン」がおすすめ。
こちらは基本料金も0円で、シンプルに使用した分だけなので無駄がありませんね。
事業者 | リミックスでんき |
---|---|
エリア | 全国(沖縄以外) |
基本料金 | 815円(30A)、使い得プランの場合は0円 |
電力量料金 | 18.88円(~120kWh) 25.15円(121kWh~300kWh) 29.04円(301kWh~) |
違約金 | 0円 |
ポイント | 平均的に安くなる対応地域が広い |
おすすめな人 | 確実に安くしたい人、北海道、東北、北陸地方の人 |
また、ユニークなのが仮想通貨ビットコイン(BTC)で還元分を受け取りできる点です。
要は、5%相当をBTCで消費者に還元するという特徴的な仕組みといえます。
使用電力費が安価なだけではなく、こうした先進的な取り組みはリミックスでんきならでは。


電力切替えの懸念事項
電力切替えを行うにあたり懸念事項を、共有しておきます。
いずれも大きな心配はありませんので、ご安心くださいね。
申し込みは、WEB上で楽に行えます。また、切替えに伴う工事は原則不要。
申し込みの際には、1ヶ月分の検針表が手元にあると入力手続きがスムーズに進みます。
契約中の電力会社との契約解除の手続きに関しては、
新たに申し込みをした電力会社が手続きを進めるので、私たちが行う必要はありません。
いずれの電力会社も大半の地域の供給をカバーしているので、心配ないです。
ただし、念のために申し込み前には、しっかり確認しておきましょう。
結論を述べれば、この心配は不要になります。
自由化されているの「発電(電力を作る)」、その電力を「販売する」部門のみだからです。
送配電線に関しては、全て大手電力会社が所有しています。
要するに、どの会社から電力供給されるにしても、
大手電力会社の電線を利用しているので、品質における大きな差やリスクはありません。
まとめ
今回は電力切替えについて、おすすめの3社を紹介してきました。
正直なところ、3社ともどれを選択しても間違いはなく固定費削減に大いに寄与します。
1番のおすすめはどこか?といわれれば、ダントツ、Loopでんき。私も利用中です。
仮に3社のうちから絞り込みをするならば、以下の基準で選定されることをおすすめします。
- 現状で価格面で最もお得かつ「価格満足度」「サービス満足度」ともに1番に惹かれる方

- 電力の使用量が少なめで、選択できるプランが豊富でJALマイルを貯めている方

- 電力使用量がやや多めでも費用を抑えたく、仮想通貨での還元の取り組みに共感される方

月の電気代を軽減していくことは、年単位の固定費削減に効果絶大です。
お伝えの通り、供給される電気の品質に差が生じませんので、早い段階で切り替えるほどお得。
オンラインでサクッと手続きできるのも嬉しいですね。ぜひご検討してみてはいかがでしょうか。
過去記事では、同じく固定費削減の観点からJ:COM MOBILEを紹介しています。
あわせてご参照してみてください。
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