こんにちは。甘鯛です。
今回は「iPad mini 6のレビュー」をしていきます。
iPad mini 6を3ヶ月以上、使用している過程でポイントを絞りながら解説。
本記事は以下の読者様のお役にたてる内容になっております。
・iPad mini 6はどのような人に向いていておすすめかを知りたい、
・iPad mini 6とiPad Air 4のどちらを選べば良いか迷っている、
私はプライベートで、ほぼ毎日使用している状況です。
使用中のiPad mini 6は、8.3インチ Wi-Fiモデル 64GB スペースグレイ。
以降では、私自身の使用をもとに各要点を掘り下げていきます。
結論:iPad mini 6=絶妙な”サイズ感”
早速ですが本記事の結論から!
私なりにiPad mini 6を形容すると上記の通りになります。
突き詰めていえば、このうえない”サイズ感”こそがiPad mini 6。
”サイズ感”からご自身の用途を逆算することで、使用イメージが具体的になり、
iPad Air 4との比較もでき、メリット・デメリットがより明確になります。
iPad Air 4については、仕事のシーンで多く使用中で、
【生産性向上におすすめ】iPad Air 4レビューにて詳細を解説しています。
あわせてご確認頂くことで、iPad mini 6との違いがより鮮明になる構成となっております。
iPad mini 6 本体・同梱物



本体・付属品各種は、以下の通りです。
・仕様、説明書
・USB-C充電ケーブル
・USB-C(20W )電源アダプタ
・Appleシール
iPad mini 6スペック概要
iPad mini 6のスペック概要になります。
ディスプレイ | 8.3インチ Liquid Retinaディスプレイ |
iPad OS | iPad OS 15 |
チップ | A15 Bionicチップ 6コアCPU 5コアGPU 16コアNeural Engine |
ストレージ | 64GB/256GB |
メモリ | 4GB |
アウトカメラ | 12MP広角カメラ、ƒ/1.8、最大5倍のデジタルズーム |
インカメラ | 12MP超広角フロントカメラ、122°視野角、ƒ/2.4絞り値 |
ビデオ | 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps) |
スピーカー | ステレオ |
マイク | ディアルマイク |
GPS | ◯ |
認証 | Touch ID |
SIM | nano SIM、eSIM |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi | 802.11ax Wi‑Fi 6、同時デュアルバンド(2.4GHz/5GHz)、MIMO対応HT80 |
充電方式 | USB-C |
バッテリー | 19.3Wh |
カラーバリエーション | スペースグレイ・ピンク・パープル・スターライト |
サイズ | 195.4 x 134.8 x 6.3mm |
重さ | Wi-Fiモデル:293g Wi-Fi + Cellularモデル:297g |












スペックで特筆すべきは、3つあります。
- A15 Bionicチップ搭載でパワフルな使用が可能
スペックで1番強調したいところ。処理精度・スピードがタブレットにも関わらず最高水準。
A15 Bionicチップを搭載でiPhone 13シリーズにも採用されている最新のチップ。
iPad mini 6のA15 Bionicチップは、6コアCPU、5コアGPUのタイプ。
スペックとしてはiPhone 13 Proと同等になっております(iPhone 13は4コアGPU)。
恩恵としては、ほぼ全ての動作が高速になったことを明確に実感できるレベル。
Twitter、TikTok、YouTube、など各種アプリの起動時はもちろん、
操作スピードや反応がスピードアップしサクサクと動作できるのは大変素晴らしい。
中でもAppleが力を入れているゲーム配信サービス 「Apple Arcade」 との相性が良いです。
動作スピードが求められる3Dグラフィックを多用したゲームとの相性は申し分なし。
また、高画質な写真や高解像度な動画の編集作業も簡易なものであれば難なくこなせます。
すなわち、miniだから…スペックは期待できないという認識は大きな誤りになります。
搭載チップによるCPU・GPUの大まかなスペック比較は以下の通り。
iPad 9 < iPad Air 4 < iPad mini 6 ( ≒iPhone 13 Proシリーズ) << iPad Pro(2021)
- Touch IDによるスムーズな認証
認証がTouch IDなので、外出先などでマスクを着けていても認証が速やかに行えます。
iPad mini 5では、ホームボタンを使用した指紋認証でした。
iPad mini 6からはホームボタンが消え、トップボタンでの指紋認証へと変わりました。
指をトップボタンに置いてからの指紋認証の感度も良好でストレスフル。
縦向き・横向きでも認証対応できるように、指紋登録時に2本の指をするのも非常に機能的。 - 充電方式がUSB Type-Cに対応
iPad mini 5からの変更点として、ポートがLightningからiPad mini 6ではUSB Type-Cに変更。
MacBookやiMacなどと統一され、ケーブルをよりスッキリできるのは嬉しいところ。
また、USB Type-CはUSB 3.1 Gen 1に対応。最大5Gb/sでのデータ転送ができます。
出力も可能でiPad mini 6を使用して、資料などを外部ディスプレイに出力も可能。
LightningからUSB Type-Cになったことで、拡張性が増したのはメリットが大きいです。
良いところ
約3ヶ月以上の使用の中で、私がiPad mini 6が特に優れていると感じる要点を整理していきます。
- ついつい手にとりたくなる圧倒な”サイズ感”
iPad mini 6を他タブレットと差別化する大きな価値の要素は”サイズ感”に尽きます。
私がiPad mini 6を使用する中で生活が変化したことは、自宅でのiPhone利用が減ったこと。
私は現在、iPhone 12を使用中ですが在宅時間が増えたことに加え、
iPad mini 6を導入し自宅でのiPhoneを触れる機会が大幅に減少したのは意外でした。
なぜなら、iPad mini 6特有の”サイズ感”が絶妙だからです。
デスクに置いておくと触れたくなるちょうど良いサイズが、iPad mini 6の最大の持ち味。
例えば、SNS、ニュース、メール、株価などの確認に関しては十分過ぎます。
また、iPad mini 5と比較して上下のベゼルが細くなったことで、
撮影した写真や動画のチェックや編集もより楽に行えるようになりました。
iPhone13シリーズと同等の高スペックであり、miniだから…というネガティブ要素が、
完全に払拭されております。むしろ、miniだからこそというポジティブな理由により、
手にとりたいという動機に繋がっているのが自身の行動を振り返るとわかります。








- MacBookやiMacなどの最良のサブ機
平たくいえば、PC作業と電話番号を使用した通話以外はほぼ全てiPad mini 6で完結します。
確かに、8.3インチのディスプレイなので、iPad mini 6を使用して沢山のメモをとったり、
塗り絵などの用途に限ると、手が大きい筆者にとってはやや不向きに感じます。
しかし、PCではできない手書き作業を軽く行う程度であればiPad mini 6で十分です。
よって、MacBookやiMacユーザーにとって、非常に心強いサブ機に位置づけられます。
- 情報収集やコンテンツがより楽しくなる
iPad mini 6を操作していることでシンプルにワクワクします。株価や経済ニュースなど、
英語記事や数値を追いつつ、思考しながらの情報収集を行う際には個人的には効果絶大。
先述の通りiPad mini 6を手にすること自体で、テンションがあがるからです。
また、読書、YouTube、TikTok、Twitterなどの使用時もベゼルが細くなったことに加え、
処理精度・速度の向上でさらにインプットが楽しくなってなっている実感が強くあります。
ソファでくつろぎながら、VODでお気に入りのコンテンツを満喫するのも最高。
豊富なコンテンツ量、空間オーディオなどに対応するコンテンツの質が伴うU-NEXTが、
おすすめになります。【おすすめポイント多し】コンテンツ量と質に優れたU-NEXTで、
詳細をレビューしておりますので、ぜひご参照してみてくださいね。
ここはちょっと…なところ
iPad Mini 6のここはちょっと…なところを解説。
いずれも致命的な問題ではありません。こういうところが改善されれば、
さらにiPad mini 6が好きになるといったニアンスとしてご参考ください。
- アウトプット目的の使用はやや厳しい
iPad mini 6に何をどれくらい求めるか、によって捉え方が異なりますが、
尺の長い本格的な動画の編集、スプレッドシートやExcelなどの細かなデータ出入力など。
高い生産性を求める作業やクリエイティブ作業には、iPad mini 6は向いていません。
Wi-Fi + Cellularを選択すれば、iPhoneの機能が完全に置き換わるものでもありません。
カメラ機能では、iPad mini 5の700万画素から1,200万画素に機能向上はしております。
ですが、最新のiPhoneに劣らない美しい写真が撮れるかといわれれば答えはノーです。
また、Apple Pencil(第2世代)との相性は抜群ですが、
大量のメモを一度にとったり、沢山のお絵描きを行う用途にはあまりおすすめできません。 - ゼリースクロール現象が若干気になる
ややわかりづらい箇所ですが、縦もち使用時に画面を大きくスクロールすると、
文字がガタガタして揺れるようにみえ、ゼリーがプルプルしているようにみえる現象です。
ただし、タブレット端末の液晶ディスプレイにおける正常動作であり、
iPad mini 6のみに確認される現象ではなく不具合ではない、とAppleはコメントしています。
また、タブレット端末で精度の高いディスプレイである以上、
他のiPadや他メーカーのタブレット端末でも少なからず生じており、
iPad mini 6の内部構造が起因で、iPad mini 6で同現象がやや目立つらしいです。
ちなみに、私はSNSで指摘されているのをみて、はじめて知りました 笑。 - Face IDかApple Watchによるロック解除があれば望ましい
これに関しては、どちらかが適用されればより便利になるかなと感じる程度。
先述の通り自宅でのiPhoneの使用頻度が減った一方、iPad mini 6の使用機会は増加中で、
マスクを着用してiPad mini 6を使用するタイミングは外出時以外あまりないからです。
間違いなく、縦横両方に対応のトップボタン使用の指紋認証は高い利便性。
しかし、マスクを着用していない時の使用の場合、Face IDあるいは、
Apple Watchによる解除などがあればシーンに応じたより素早い認証が可能で嬉しいです。
まとめ
iPad mini 6について、特徴を述べてきました。
デメリットに感じるところはあるものの、メリットの方が明らかに大きく素晴らしいガジェット。
iPad mini 6を特におすすしたいのは、以下の用途で使用される方になります。
・SNS、サイト、メールのチェックや読書
・メインマシンのサブ機として写真・動画の簡易な編集
インプットの質的向上をはかる上で、iPad mini 6は強力なパートナーになります。
iPad Air 4は反対にアウトプット志向で、iPad mini 6が適する主な用途と方向性が異なります。
ぜひ皆様のiPad選びのご参考にしてみてくださいね!
iPad mini 6の手書き使用時にApple pencil(第2世代)はもはや不可欠な存在。


純正Smart Folioの作りが非常にしっかりしていて、iPad mini 6をしっかりガードしてくれます。
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