【転職活動で1番重要なこと】転職活動のすすめ

生活

こんにちは。甘鯛です。
今回は転職活動に対して自身の考えを共有します。

・会社員で毎日同じような繰り返しでつまらない、
・同じ会社に在籍し続けることに漠然と不安がある、
・転職に関心があるが何から手をつけて良いのかわからない、

本記事では、上記のお悩みをもつ読者様に向け役立つ構成になっています。
私自身の経歴については、過去記事をご参照くださいませ。

私は大学卒業後に3度の転職を行なっており、現在は事業会社に在籍中。
外資企業や事業領域の異なる3業界を経験しているので、お役立てできる内容を意識しました。

結論

早速ですが本記事の結論です!
多くの会社員に対して、転職活動を1度は経験しておくことをおすすめします。

念のためにお伝えしておきますと、
私の主張は、ファーストステップとして「転職活動」をすすめるものです。
「転職」そのものは、個人のおかれている状況によりますので、必ずしもおすすめしません。
どうしてこのように考えているか、
私の成功体験・失敗体験を織り交ぜながら、要素をわけて解説を進めます。

自身を客観視する絶好の機会

転職活動を行う上で、1番のメリットはこれに尽きます。
こういう業界でこんな仕事をしたい、と自分が望んだとしても、
希望する企業から内定を得ることができるかは別問題です。

何が言いたいのかといいますと、
自身の学歴・経歴・スキルを冷静に分析し希望する企業とのギャップを捉えることが重要です。
身も蓋もないことをいえば、会社員である以上、年収や働き方に制約が存在します。

誤解なくいえば、会社員として就職する前提である以上、
特に日本の大企業の場合、学歴・経歴に関して、まず企業人事が選別する最初の判断材料です。
もちろん、実績・能力・スキルなどの実務面も考慮されるのですが、
大手の人気企業であればあるほど、スペックの要素で面接前に足切りをくらうことがあります。

自分が望む業界・企業と実際の差異を第三者的な視点で認識することは、
自身の転職における市場価値を見極める点で、非常に重要な工程になると私は考えています。
ただし、先述の通り、スペックのみが評価対象になる訳でもありません。

語学、プログラミング、専門知識など個別具体的なスキルを重視する企業もありますので、
目指す企業やその企業群が何を求めているのか、自分はその需要を満たすことができるか。
あるいは、現状の自分で何がどれくらい不足しているのか。

転職活動の過程においては、
上記のような現状の自分との志望企業の差をリアルに捉えることが可能になります。
案外自分イケてるな、反対に思っていたよりも評価低いな
こうした現実を直視できる有意義な機会として、転職活動を行うことをおすすめします。

今はじまったことではありませんが、終身雇用の崩壊、定年制度の見直しなど。
こうした背景により、従来以上に会社員としての働き方は厳しくなり、
変わらないと思っていたものが何かの拍子でコロッと変わったりすることが多々生じます。

フリーランスや個人事業主と異なり、会社員は会社に守られている側面がある一方で、
内側から腐敗が進み、それに気づかずに、歳だけ重ね逃げ遅れると手遅れになります。

物腰が軽いうちに、1度は転職活動を経験しておくことで、変化に対応する柔軟性が養われます

私自身の初めての転職活動では、余計な人間関係が少なく、
高収入でマーケティングスキルを身につけたいという想いで外資企業への転職を希望しました。
ところが、当時の自身の英語力(特にライティング)が希望企業の水準に達していませんでした。

これは、登録した転職エージェント・アサインの担当さんとの面談を重ね、
当時の私が希望していた企業の豊富な情報からプロの視点による分析で課題の把握ができました。
自分に足りていないことを冷静に認識し、PDCAにもとづき効率的に転職活動を進めました。

転職を意識したきっかけ整理

転職活動の過程では、様々な発見があります。
例えば、自分が望む求人が中々みつからない、就業条件、年収面で納得の求人がないなど。
私自身、初めての転職活動の時に上記のような課題に直面しました。

私の1回目の転職活動の目的は、年収UP+マーケティングスキルの向上でした。
ですが、好条件の企業求人が中々みつからずに苦戦しました。
入社していた会社の就業条件が比較的優れており、転職活動中に特に実感させられたからです。

転職には大きく2つのケースに大別できると私は考えます。
1つは、マイナス要因で転職を強いられるケース。
風通しの悪い人間関係、劣悪すぎる就業環境、低賃金かつ長時間労働など。
このような場合は、いち早く転職活動を行い即転職する必要があります。

2つ目は、プラスαを狙うケース。
スキル・年収UPなど、就業条件の向上を求める場合に該当します。
まずは物腰軽く情報収集を徹底し少しでも関心のある企業や業界の採用情報を逃さないために、
企業の採用ページの確認、転職求人サイト登録などをしっかり行うことです。

繰り返しですが、実際に現職を辞め転職するかどうかは、結果がでた後で大丈夫です。
企業人事からすれば、内定辞退は回避したいところですが、束縛する権利もありませんからね。
希望企業からのオファーを得ることが前提で、その後にじっくり検討すれば問題ないです。

とはいえ、少しでも転職を考えたということは、
現職において多かれ少なかれ何かしらネックになっていることがあるからに他ありません

なので、現職で抱く違和感の正体を掘り下げていく必要があります。

違和感の正体は何か、それは自分にとって大きなものか小さなものか。
このように自問自答を重ね、現職のメリット・デメリットを整理
しておくことで、
転職活動で選考が進んだ際に、準備不足になることはありませんからね。

私の1回目の転職活動時にお世話になったエージェントがアサインさん
担当さんが丁寧に対話してくださり、現状整理、課題分析を行います
求人提案をいきなり行わないのも特徴で、選考前中後のサポートも手厚いのが嬉しいポイント

また、現職が多忙でエージェントとの面談時間を割くのが難しい場合、
転職アプリ・ミイダスで自身の転職市場の価値判断をスマホからサクッと行うのもおすすめ。

いずれにしても、こうした機会を活かし、
転職活動のファーストステップとして、ぜひ活用をおすすめします。

会社員の立場を利用する

日本の会社員であることは、会社に守られている側面が往々にあります
基本給、賞与、福利厚生、即時解雇がないことなどはメリットと捉えることができます。
一方で、日本の会社の場合、大きな賃金格差や労働量の差は少ないのがほとんどになります。

例外はあるでしょうが、日本企業の働き方としてこうしたケースがほとんどでしょう。
もちろん、こうした働き方に不満を覚える方が中にはいますよね。私も過去そうでした。
バリバリ働き成果にもとづくインセンティブをそれなりに貰う、
外資企業の働き方を魅力と感じるのならば、そうした企業を志望するのもアリです。
実際に私もこのように考え、コテコテの外資企業で社畜化していた経験があります 笑。

ですが、見方を変えると、基盤のしっかりした日本企業でゆるゆると働き、副業をしたり、
家族と過ごす時間を大切にしたりするライフスタイルも価値観によっては大いにアリですよね。
現在の私は、緩く会社員をしながら他のビジネスをいくつか携わりつつ、
趣味の資産運用をしたりするのが楽しく、会社員としては「少労所得」を心がけております
文字通り、会社員としての少ない労働で所得を獲得していく考え方を意味する言葉

「少労所得」の考え方に共感したのは、上記の漫画がきっかけ。
現在の私のような意識低い系会社員にとっては、ユーモラスで共感の多い1冊です。

1回目の転職活動での私の失敗としては、会社員としての働き方にこだわり過ぎていたこと。
平たく表現すれば、希望企業に入社=ほぼ満足、のような短絡的な考え方があったからです。
2回目の転職活動時には、中長期的な目線での働き方を意識するように至りました。

転職エージェント担当さんとの対話を通じ、自身が会社員として望むことの整理が不可欠。
これが起点となり、ゴールから逆算し納得いく結果に至りました。
希望企業との差異や会社員として望むものを明確にせずに転職活動を行うのは、無謀ですからね。

まとめ

冒頭でもお伝えの通り、転職活動を行うことで会社員として望むもの、
現状の自分に不足していることなどを明瞭に把握していくメリットがあります。
変化のスピードが速い昨今、会社員として自身の転職市場の現実的な価値を認識することは必須

確かに、会社員としての働き方が全てではありません。
特定のスキルがあればフリーランス・個人事業主などの道に進むのも魅力的な選択です。
ですが、会社員だからこそ享受できる利点がそれなりにあるのも事実。

会社員としての働き方を選ぶ際には、比較的フットワークが軽く選択肢が多いアラサーのうちに、
1度は転職活動を経験することで、変化に応じた身の振り方が身につきますのでおすすめ
です。

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