こんにちは。甘鯛です。
今回は「メタバース関連銘柄でおすすめの仮想通貨」がテーマ。
本記事は以下の読者様の課題解決にお役立ちできる内容となっています。
・急成長するメタバース領域に関連する仮想通貨を保有したい、
・メタバース関連の仮想通貨の特徴を1つ1つわかりやすく教えてほしい、
そもそもですが、メタバースの定義を確認しておきます。
メタバースとは、インターネット上でユーザーが活動する仮想空間。
「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組合わせた造語。アバターという自分の分身を作成し、
仮想空間で経済活動を行い生活を行なったりします。ゲーム、ビジネスなどの幅広い分野で、
メタバース事業が進展しています。メタバース領域については、Web3.0の概念と密接に関連。

上記の通り、Web3.0概念のうち主要領域の1つとして位置づけることができます。
Web3.0の詳細は、【そもそも論】Web3.0とは?結論:Webの非中央集権!【完全保存版】にて、
徹底解説。やや抽象的な概念ではありますが、わかりやすく丁寧に解説しております。
Web1.0→Web2.0からの推移を踏まえWeb3.0の全体像をつかめる構成。要チェックです。
【厳選】Web3.0おすすめ銘柄とは?結論:最優先はイーサリアム!【仮想通貨編】では、
Web3.0に深く関連する仮想通貨の銘柄を厳選して紹介。上記記事とセットでご確認頂くことで、
Web3.0に関して広くカバーすることができ、より理解が深まるのでぜひご確認ください。
以降ではメタバース領域に深く関わる仮想通貨について、
それぞれの特徴をできるだけ具体的に、イメージしやすく、詳細に解説。
メタバース関連の仮想通貨を理解の上、保有判断の参考にして頂くことが本記事の目的です。
メタバース銘柄の結論:おすすめはエンジンコイン(ENJ)
早速ですが本記事の結論から!
エンジンコイン(ENJ)を第1に検討すべき対象であると考えます。
本記事で取り上げるメタバース関連の仮想通貨銘柄については、合計4つを厳選。
それぞれの大まかな形態の分類としては、以下の通りになります。
エンジンコイン(ENJ) | ディセントラランド(MANA) | サンドボックス(SAND) | アクシーインフィニティ(AXS) |
プラットフォーム | ・プラットフォーム (ゲーム) | ・プラットフォーム (ゲーム) | ゲーム |
つまり、今回紹介の仮想通貨のうちエンジンコイン(ENJ)のみが、
プラットフォームに機能に特化した仕様となっていることをはじめに把握する必要があります。
Enjin Platformにおいて、提携の各種ゲームやNFTなどを通じてメタバースが展開されるイメージ。
ディセントラランド(MANA)、サンドボックス(SAND)に関しては、
各々のプラットフォーム上でゲーム要素を含むメタバースの世界観が発信されているのが特徴。
一方、アクシーインフィニティ(AXS)では、
アクシーインフィニティという固有のゲーム空間におけるメタバースを意味します。
以降では、4つのメタバース関連銘柄の特徴をわかりやすく解説するとともに、
本記事の結論であるエンジンコイン(ENJ)をおすすめである理由や背景を掘り下げていきます。
エンジンコイン(ENJ)とは?:汎用性の高さと安定した存在感

エンジンコイン(ENJ)とは、オンラインゲームのブロックチェーンプラットフォーム通貨です。
2009年にシンガポールで創業のEnjin社が運営のプラットフォーム「Enjin Platform」で発行。
35種類以上のゲーム、全世界で2,000万人以上が利用。異なるゲーム間でアイテムの売買が、
可能であることに加えて、ゲームを楽しみながら稼ぐPlay to Earnに関しても実装済。
人気のオンラインゲーム市場が盛り上がりとENJの連動で価値上昇を期待することができます。
通貨名 | Enjin Coin |
シンボル | ENJ |
発行開始時期 | 2017年11月 |
発行上限 | 10億7,000万枚 |
現在の価格(2022年4月時点) | ¥ 213 |
時価総額(2022年4月時点) | ¥190,694,700,518 |
市場ランキング(2022年4月時点) | 72位 |
取り扱い国内取引所 | コインチェック GMOコイン |
公式サイト | ENJ公式ページ |
おすすめ度 | 5 / 5 |
Enjinでは、Unity・Java・GodotなどのSDKとマインクラフトのプラグインを提供しています。
トークン化されたアイテムを従来ゲームのエコシステムに流通させることが可能。
Enjinが開発のウォレットやブロックチェーンエクスプローラについては、
これらのゲームアイテムをサポートすることができEnjinのエコシステムの構築に通じています。
同社はSamsungやMicrosoftなどのメガテック企業と既に連携しており今後の広がりにも注目。

エンジンコイン(ENJ)の特徴 ①:Micrsoftとの強力な連携

Enjinの開発ツールで手掛けられたゲームは多岐に渡り先述の通り、35以上のタイトル数。
特に世界で1億3,100万人以上のユーザーをもつ人気のマインクラフト(Microsoft)において、
「Minecraft」のEnjin Platform版である「EnjinCraft」は代表的な位置づけ。
将来的にはマイクラフトと同レベルで多くのユーザーをもつ人気ゲームが、
Enjin Platformで展開されればENJ価格の高騰に繋がる可能性が大いにあります。
「EnjinCraft」ではEnjinブロックチェーンをベースとしたアセットの作成、
ブロックチェーンウォレットを接続することができるようになり経済圏が広がりつつあります。
通常版マインクラフトと異なるのは1つ1つのアイテムに希少価性がありこれらをユーザー間で、
売買を行うことができるようになり従来以上に、マインクラフトを楽しめるようになりました。
下記の通りMicrosoftによるオープンソースのマインクラフトにおいて、
メタバース上での経済活動が活性化しているのも事実。Microsoftは2022年1月には、
ゲーム会社大手のActivision Blizzard(日本の任天堂と同規模)の買収を発表しました。
Microsoftの過去の買収において、今回のActivision Blizzardの買収は最大規模。
今回の買収により、Microsoftは世界3位のゲーム会社としての側面をもちあわせました。
また、Micrsoftはゲーム領域のみならずメタバースをより包括的に捉えているところにも注目。
下記を要約するとビジネスにおいてもメタバースの世界を創り上げようとしている点です。
「Mesh for Teams」と呼ばれ、オンライン会議ツール「Teams」をMR空間「Mesh」で構成。
メタバース上で3D仮想オフィスが生成され、社員はアバターを介してデジタルで勤務。
Micrsoftによる領域を横断する形でのメタバース事業の展開には大いに期待できます。
Microsoftに代表されるメガテック企業による本格的なメタバース事業の進展を見据えつつ、
連携するEnjin Platformを基盤としたビジネス拡大によるENJのシナジー効果は絶大。
いずれにしても、GameFi(NFTゲーム)を軸にENJがどの企業の人気ゲームと接点をもちながら、
メタバースの世界を発信し定着させていくかが今後のポイントであるのは間違いありません。
エンジンコイン(ENJ)の特徴 ②:Enjin Platform
ENJはブロックチェーンを用いた質の高い製品を配信しているのも特徴。
Enjin Platformは、先述の通り異なるゲーム間のアイテムの売買が可能であるのは優れた特徴。
Enjin Platform上ならアイテムやキャラクターがゲームの垣根を越えることができるのは、
ENJならではの大きな強み。後に紹介する通貨については原則として、
特定のゲームに紐づくトークンであり1対1対応のものになっているからです。
また、特殊なコーディングなどの知識がなくても、
NFTの作成が容易で各種トークンの取引やWalletリンクなどを行うことのできるのも高い汎用性。
Enjin Platformが起点となることで、ジャンルを横断し多岐に渡るプロジェクトが展開中です。

【初心者必見】コインチェックでNFTの始め方・買い方を解説【NFTをゼロから】では、
NFTをゼロから丁寧に解説の上、おすすめのNFTのアクセス方法を紹介しています。
Enjin Platformで作成できるNFTの理解が深まる内容になっていますので、ぜひご参照ください。
エンジンコイン(ENJ)の特徴 ③:Enjin Marketplace
Enjin Marketplaceでは、レアなデジタルアート、デジタルファッション、ゲームアイテムなど。
約300万点以上を扱いENJはもちろんETHを利用し取引することができます。

不要になったトークンについては、Enjin Marketplaceで売却したり、
トークンをメルト(溶解)することでENJに取り戻し換金が可能な点も利便性の高いところです。
エンジンコイン(ENJ)の特徴 ④:Enjin Wallet
Enjin Walletは、BTCやETHなどの主要ブロックチェーンに対応しているのが特徴。
DeFi(分散型金融)の数種のプロトコルのサポートやDAppsブラウザなど、
イーサリアムウォレットとして機能も備えNFTのコレクション保管を行うこともできます。
メタバース関連銘柄の仮想通貨でエンジンコイン(ENJ)を特におすすめする理由を整理します。
エンジンコイン(ENJ)の最大の強みとは、多くのゲームタイトルがEnjin Platformにて、
展開され特定のゲームに依存されていないところ。トレンド変化が激しいゲーム領域では、
流行り廃りは必然。よって、1ゲームタイトルに縛られないエンジンコイン(ENJ)に関しては、
GameFi(NFTゲーム)領域の盛り上がりに伴う成長を取り込むポテンシャルが十分にあります。
エンジンコイン(ENJ)に関して、おさえておくべきポイントは以下の通り。
・メタバース領域への進展に期待が高まるMicrsoftのマインクラフトとの連携
・Enjin Platform、Enjin Marketplace、Enjin Walletなどの汎用性の高いプロダクトが特徴
【初心者必見】ビットコイン(BTC)保有は危険?結論:早めの開始がおすすめでは、
時価総額第1位のBTCを仕組みや機能などからわかりやすく解説しています。ぜひご確認ください。
【初心者必見】イーサリアム(ETH)の今後は?結論:Web3.0の主役でおすすめにて、
イーサリアム(ETH)について保有の観点などを含め徹底解説。先述の通りEnjin Walletでは、
BTC、ETHにも対応。メタバースの進展でもイーサリアムチェーンは必須になります。要チェック。
ディセントラランド(MANA)とは?:Decentralandにおけるトークン

MANAは、ブロックチェーンベースのDecentralandでコンテンツなどの取引ができる仮想通貨。
イーサリアムブロックチェーンをベースに生成。Decentralandにおける独自トークンである一方、
外部のNFTマーケットに持ち出しETHなど、MANAとは別の仮想通貨に換金することも可能。
多くのメタバースに関するプロジェクトは現状で構想段階で、
実際にそのメタバースの世界観を体験することができるプロジェクトの数が限られている中、
Decentralandはとりわけメタバース開発が進んでいるプラットフォームであるのが大きな特徴。
通貨名 | Decentraland |
シンボル | MANA |
発行開始時期 | 2017年9月 |
発行上限 | 21億9万枚 |
現在の価格(2022年4月時点) | ¥ 269 |
時価総額(2022年4月時点) | ¥492,832,688,516 |
市場ランキング(2022年4月時点) | 33位 |
取り扱い国内取引所 | - |
取り扱い国内取引所 | BINANCE BYBIT |
公式サイト | Decentraland公式ページ |
おすすめ度 | 4.5 / 5 |

Decentralandの開発を行っているのはカリフォルニアを拠点とする非営利団体である、
「Decentraland Foundation」で世界中の投資家や企業からの支援を受けて開発を進めています。
ユーザーはDecentralandないの施設などの利用者として楽しむことができ仮想空間内において、
ゲームなどをプレイ可能。また、Decentraland上の土地であるLANDを売買することができます。
Decentralandのユーザー数は、現在では80万人以上に及び着実にユーザー数は増加傾向。
2021年10月にはパリス・ヒルトン氏も参加した音楽フェスが開催され大きな話題となりました。
著名人やグローバル企業などの参画も非常に多くメタバースをリードするプラットフォームです。
仮想通貨MANAについて、Decentralandの理解が必須なので3つの特徴より確認していきます。
ディセントラランド(MANA)の特徴 ①:多くの企業との提携
Decentralandの特徴としては、多くの企業による連携が進み多様なプロジェクトが進行中。
以下の通り、老舗ゲーム会社AtariによるDecentraland上にAtari Casinoがリリースされました。
VegasCity CasinoQuarterという区画で展開され今後は幅広くゲームコンテンツの配信予定です。
Coca Colaは、2021年7月30日にNFTマーケットプレイスOpenSeaにてNFTを販売。
購入者はDecentraland上で自身のアバターに着用することができるNFTを同時特典としました。
J.P.Morganは、Decentraland上にOnyx Loungeという店舗型ラウンジを設置。
Metajukuと呼ばれ東京の原宿にインスパイアされたユニークな空間に仕上がっています。
アバター同士で仮想通貨やNFTなどの動向について意見交換できるスペースも特徴的。
J.P.Morganがメタバース事業進出の初の金融機関であり、今後の動向に期待が高まります。
ディセントラランド(MANA)の特徴 ②:豊富なサービス
マーケットプレイスの充実、イベント開催の拡充などもDecentralandがユーザーを惹くポイント。
例えば、マーケットプレイスでは先述の通りLANDと呼ばれるDecentraland上の土地はもちろん、
ゲームで使用するアイテムなどの売買を仮想通貨MANAを通じて行うことができます。
Decentralandとは外部のマーケットにて売買を行いMANAからETHなどに換金することも可能。
アイテムなどの作成時には特別なコードは不要なので容易に生成できるので利便性が高いです。
また、音楽フェス、ミュージアム、企業による商品やサービス展示、著名人主催のイベントなど。
高頻度で開催されユーザーの嗜好にあったコミュニティを発見しやすい環境が整っています。
こうした現実世界では味わえない細分化された世界が表現されているのはDecentralandの醍醐味。


ディセントラランド(MANA)の特徴 ③:Polygon対応でコスト軽減
Decentralandはメインブロックチェーンとしてイーサリアムを利用したプラットフォーム。
イーサリアムのスケーラビリティ問題と呼ばれるユーザーの急増に伴う手数料(ガス代)の高騰、
処理の遅延などの問題が表面化。Decentraland上でもネックポイントとなっていました。
そこでDecentralandでは、スケーラビリティ問題の解決策として、
開発が進められていたポリゴン(Polygon)上での取引に2021年4月より対応。
ポリゴンネットワークの導入により、Decentraland上でのMANAによるNFTなどの取引が、
従来以上にスムーズで低コストとなり活発な取引と新規ユーザーの増加が期待されています。

Decentraland及びィセントラランド(MANA)で理解しておくべき要点は以下の通り。
基本的にはDecentralandユーザーの増加次第で、MANAの価格高騰に繋がる可能性が高いです。
・Decentraland上のマーケットプレイスの拡充やイベントがユニークであること
・Decentralandのポリゴン対応による手数料の軽減でさらなるユーザー増加の可能性
サンドボックス(SAND)とは?:The Sandbox特有のトークン

SANDは、ブロックチェーンベースのThe Sandboxでコンテンツなどの取引ができる仮想通貨。
イーサリアムブロックチェーンをベースに生成。SANDはプラットフォームないの仮想空間である
LANDや自作アイテム、ゲーム等のイベントに参加したりする際に使用することができます。
The Sandboxの開発元は香港を拠点とするAnimoca Brands。同社はモバイルゲームの開発、
運営等を手掛ける企業。近年では特にブロックチェーンゲームなどを広く手掛け、
仮想通貨関連のプロジェクトへの投資を積極的に行っている企業になります。
通貨名 | Sandbox |
シンボル | SAND |
発行開始時期 | 2020年8月 |
発行上限 | 30億枚 |
現在の価格(2022年4月時点) | ¥ 343 |
時価総額(2022年4月時点) | ¥398,143,234,566 |
市場ランキング(2022年4月時点) | 39位 |
取り扱い国内取引所 | コインチェック |
取り扱い国内取引所 | BINANCE BYBIT |
公式サイト | Sandbox公式ページ |
おすすめ度 | 4.5 / 5 |

The Sandboxでは、ゲームを進行するための限定的なクエストが存在しません。
プレイヤーが自由意志で目的を決めて遊んでいくスタイルのゲームであるのが特徴。
ダウンロード数は約4,000万回、月間アクティブユーザー数は約100万人を超えています。
The Sandboxでは、キャラクターやアイテムに価値をもたせ売買することが可能。
もちろん、ブロックチェーン技術によりデータが守られNFT化され価値がしっかり担保されます。
また、エンジンコイン(ENJ)で取り上げたMinecraft、Decentraland、Sandboxについては、
それぞれで似ているところがありますが、異なる点もありますので簡潔に整理しておきます。
Decentraland | The Sandbox | Minecraft | |
月間 アクティブユーザー | 約80万人 | 約100万人 | 約1億3100万人 |
使用形式 | ブラウザ | アプリ | アプリ パソコンOSなど |
映像の世界観 | ポリゴン調 | ボクセル調 | ボクセル調 |
仮想通貨SANDを理解する上で、Sandboxの把握が必須なので3つの特徴より確認していきます。
サンドボックス(SAND)の特徴 ①:多くの企業との提携
Decentralandと同様にSandboxでも多くのグローバル企業などとの提携事業が活発化が進行。
ここではとりわけ注目すべき動向をピックアップし確認していきます。
Sandboxは、2020年3月にスクウェア・エニックスから201万ドル(約2億2千万)の出資を受け、
「Dungeon Siege」のインタラクティブな体験をSandbox上で提供していくことを発表しました。
「Dungeon Siege LAND」を構築しSandboxの利用者に本格的にゲーム体験を提供していく予定。
2021年11月2日には、ソフトバンクグループの投資ファンドが Sandboxに対して、
9,300万ドル(約100億円)規模の資金調達を主導したことは大きな話題になりました。
また、ほぼ同タイミングで11月23日にアディダスとの提携を発表し立て続けに大型の提携が実現。
2022年1月にはコインチェックがSandbox上に「Oasis TOKYO」を開設。
2035年の近未来都市をコンセプトにしたメタバース × NFTのコミュニティ拠点となっています。
日本の象徴的な街並みの中にミュージアムやステージなどのイベント施設を設置。
様々な分野のアーティストとファンとの交流などの場としての活用を目指したメタバース空間。

2022年3月にSHIBUYA109渋谷店などの商業施設を運営するSHIBUYA109エンタテイメントは、
Sandboxとパートナーシップを組み「SHIBUYA109 LAND」を開設し各種事業を行うことを発表。
「若者がワクワク・ドキドキできる遊び場の創造」を目的にオリジナルのNFT販売、
ミニゲーム、メタバース上でのユニークな広告などの実施を予定しています。
サンドボックス(SAND)の特徴 ②:デジタル不動産LAND
Sandboxでは、デジタル不動産であるLANDと呼ばれるNFTがあります。
LANDはSandbox上に設置できる自分の土地で発行上限が166,464個と規定。
Sandboxはメタバースですが、現実の空間のような設計で、
ユーザーはアバターを操作し、Sandbox上を歩き回ることができます。
The Sandboxという世界の中にいくつものLANDが点在している島のようなイメージ。
自分自身でLANDを購入し設置することはもちろん、
他のユーザーの設置したLANDを訪れてゲーム、チャットなどを楽しむこともできます。
LANDはデジタルアセット(資産)としての側面をもちあわせているのも特徴。
例えば、以下のような流れで手軽にマネタイズを行うことが可能です。
“LANDを購入→Game Maker(無料)でオリジナルゲーム作成→LANDでオリジナルゲームを公開”
ユーザーに魅力的なLANDであれば、入場料あるいはオリジナルゲームの使用料の徴収も一案。
また、LANDオーナーは所有しているLANDをSandboxないで他のユーザーに貸し出すことができます。借りたLAND上に、自分が制作したいゲーム等のコンテンツを構築することも可能。
メタバースにおける不動産が、Sandbox上で展開され拡大しているのは興味深いところ。
コンテンツの充実、中心地、有名企業のLAND周辺などの条件にあう人気のLANDに関しては、
個人ユーザーはもちろん、有名企業などからの多くの注目を集めており購入が相次いでいます。
サンドボックス(SAND)の特徴 ③:豊富なサービス

Decentralandと同様にSandboxにおいてもユーザーに魅力的なサービスが非常に豊富です。
VoxEditの使用でアイテム、キャラクター、建物などのボクセルアートを自作することが可能。
ボクセルアートは、正方形を組み合わせにより積木状に作成するアートで、Sandbozの象徴です。
VoxEditで自作したボクセルアートでは、NFTマーケットプレイスで売買を行うことが可能。
LANDについてNFTマーケットプレイスで売買ができます。使用する仮想通貨はETHかSAND。

Sandboxが運営している無料のゲーム制作ソフト「Game Maker」を使用することで、
ゲームの制作を進めたり自身の作成したゲームのテストプレイを行うことができます。
先述の通り、自身が所有しているLANDに訪れた人に向けてゲームを公開し、
ゲームの利用料やLAND入場料を請求する形で収益化をしていくことも可能。
Sandboxでは、自作のゲーム、キャラクター、アイテムなどはブロックチェーン技術により、
トークン化されていますのでデータは保護され価値が担保される点はありがたいところ。

Sanbox及びサンドボックス(SAND)でおさえておくべきポイントは以下の通り。
基本的にはSandboxユーザーの増加次第で、SANDの価格高騰に繋がる可能性が高いです。
・Sandboxで扱われる土地LAND=メタバース上の不動産
・Sandboxユーザーに利用価値のある豊富なサービスや売買環境

【比較】ディセントラランドとサンドボックスとの違いを解説【メタバースの整理から】にて、
ディセントラランドとサンドボックスの比較の観点からわかりやすく解説。ぜひご参照ください。
アクシーインフィニティ(AXS)とは?:Axie Infinity特有のトークン

AXSは、Axie Infinityにおけるブロックチェーン技術のガバナンストークン(仮想通貨)。
ガバナンストークンとは、特定のゲーム環境などの運営を投票で決定する際に使用するもの。
AXSを保有することで、Axie Infinityの運営などをプレイヤーが意見することができます。
また、Axie InfinityにはAXS以外にもSLPというトークンが存在します。
SLPは実際にゲームをプレイすることでプレイヤーに付与される対価にあたる仮想通貨。
例えば、対戦相手のアクシーに勝利し、ゲーム内のクエストをクリアすることでも獲得できます。
通貨名 | Axie Infinity |
シンボル | AXS |
発行開始時期 | 2020年11月 |
発行上限 | 2億7,000万枚 |
現在の価格(2022年4月時点) | ¥ 5,990 |
時価総額(2022年4月時点) | ¥365,904,313,155 |
市場ランキング(2022年4月時点) | 43位 |
取り扱い国内取引所 | - |
取り扱い国内取引所 | BINANCE BYBIT |
公式サイト | Axie Infinity公式ページ |
おすすめ度 | 3.5 / 5 |

Axie Infinityは2018年にベトナムのSkyMavisによりリリース。
月間のアクティブユーザー数は約200万人を超えており世界的な人気の高さがわかります。
「アクシー(axie)」と呼ばれるポケモンやたまごっちなどに似た仮想生物を購入し育成を進め、
取引を行い、ゲームないの敵や他のプレイヤーのアクシーと対戦させていくことが可能。

Decentraland、Sandboxと大きく異なっているのは、Axie Infinityの場合は対戦型ゲームである点。
Axie Infinityは、アクシーを介して対戦ゲームを行うことが主目的のメタバースになります。
一方で、Decentraland、Sandboxはゲームがメインではなくプラットフォームの形態。
それぞれのメタバース上に、様々なコンテンツが用意され、その中にゲームがあります。
Decentraland | Sandbox | Axie Infinity | |
形態 | ・プラットフォーム (ゲーム) | ・プラットフォーム (ゲーム) | ゲーム |
仮想通貨AXSを理解する上で、Axie Infinityの把握が必須なので、以下で特徴をみていきます。
アクシーインフィニティ(AXS)特徴:Play to Earnの代表格
「Play To Earn」すなわち、ゲームをプレイして稼ぐ代表格がAxie Infinityです。
全世界では約200万人以上の月間アクティブユーザー数を誇る人気。
背景としてはインドネシア、フィリピンなどの国々の1日あたりの平均賃金(約30ドル)よりも、
Axie Infinityのプレイを通じて獲得できる報酬の方が上回る可能性が高いことがあげられます。
大まかですが、Axie Infinityで報酬を獲得していく主な手順は以下の通り。
② アドベンチャーやミッションクリアなでSLPを獲得
③ 上位入賞してAXSを入手
④ アクシーの貸し出し(スカラーシップ)を行う
アクシーインフィニティ(AXS)の捉え方:ゲーム性に共感できるか

Axie Infinityの場合、先に述べた通りゲームを楽しくプレイすることが主目的。
その過程で結果的に稼ぐことが可能になる仕組みをしっかり理解しておく必要があります。
要はゲームが好きであるのが前提で、Axie Infinityのゲーム性に強く共感できるかがポイント。
ゲームがあまり好きではない方がAxie Infinityで稼ぐという発想は持続的に難しいからです。
長時間のプレイでSLPを獲得していくといっても初心者の場合、1日2時間ほどのプレイ時間で、
おおよそ2万円相当です。なので、多くの方がAxie Infinityを仕事として捉えるのは非現実的。
SLP・AXSが変動相場であることや今後のユーザー数の伸びについては、不確実だからです。
ゲームが好きでなおかつ、Axie Infinityの世界感に惹かれる方にはぜひおすすめしたいところ。
ただし、気になるニュースもあります。
2022年3月末には大規模なハッキング被害を受けたことが発覚。
Axie Infinityのサイドチェーンを開発しているRonin NetworkのRoninブリッジから、
17万3600ETH(約740億円)、USDT2550万枚(約30億円)と多額な仮想通貨が流出した事件で、
仮想通貨のハッキング史最大。Axie Infinityのユーザー数の推移を注視していく必要があります。
おすすめの仮想通貨取引所:コインチェック
コインチェックでは主力メタバース銘柄のエンジンコイン(ENJ)、サンド(SAND)を扱っています。
MANA、AXSに関してはコインチェックを含む国内取引所で未上場ですので、
コインチェックでBTCを購入の後に、海外の取引所にBTCを送金し対象コインを購入する流れ。
*国内の暗号資産取引アプリダウンロード数で3年連続No.1の信頼のおける実績。
(*対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak)
マネックス・グループとなり徹底したセキュリティ体制が構築済なところも安心です。
安全性の観点からも信頼できる取引所で、シンプルでわかりやすいインターフェースも魅力。
証券口座よりも口座開設が簡素化されスムーズに開設できるのも嬉しいところになります。
コインチェックでは、独自のサービスを多く展開しているところも大きな魅力。
5種類の通貨を月々1万円から自動で購入して積み立てることができる「Coincheckつみたて」。
保有している仮想通貨をコインチェックに貸し出し利息を得る「貸暗号資産サービス」。
また、「Coincheck NFT(β版)」ではコインチェックユーザー同士で、
デジタルアセット「NFT」と仮想通貨の交換取引ができるサービスを用意。
今回紹介したThe Sanbdboxで使えるLANDの取り扱いを行い、
ガス代(手数料)が無料で、LANDを購入できる唯一の国内取引所になっています。
いずれも仮想通貨のホルダーに利用価値のある充実したサービスを多く展開している取引所です。
以下ではコインチェックの口座開設をわかりやすく丁寧に解説していますので、ご参考ください。
まとめ
以上より、メタバース関連銘柄として4つの仮想通貨を厳選し解説をしてきました。
いずれに関しては、メタバース領域の進展に伴い、成長性を期待することができる仮想通貨。
エンジンコイン(ENJ)と提携中のマインクラフト(Minecraft)を含め、
それぞれを判断する上で重要になる選定項目ごとに特徴を改めて整理しておきます。
エンジンコイン(ENJ) | ディセントラランド(MANA) | サンドボックス(SAND) | アクシーインフィニティ(AXS) | マインクラフト | |
形態 | プラットフォーム | ・プラットフォーム (ゲーム) | ・プラットフォーム (ゲーム) | ゲーム | ゲーム |
月間 アクティブ ユーザー数 | 2,000万人 | 約80万人 | 約100万人 | 約200万人 | 約1億3,100万人 |
使用形式 | ー | ブラウザ | アプリ | アプリ | ・アプリ ・パソコンOSなど |
映像の世界観 | ー | ポリゴン調 | ボクセル調 | ポケモンのような キャラクター調 | ボクセル調 |
国内取り扱い取引所 | コインチェック GMOコイン | なし | なし | なし | ー |
おすすめ度 | 5 / 5 | 4.5 / 5 | 4.5 / 5 | 3.5 / 5 | ー |
先述の通り、特定ゲームに限定されず多様なプロジェクトとの展開の期待、
メガテック企業などとの事業連携の可能性を秘めるエンジンコイン(ENJ)については、
1つのゲームタイトルの人気度に依存せずプラットフォームベースで展開可能な点が最大の強み。
ゲーム+プラットフォームのディセントラランド(MANA)、サンドボックス(SAND)は、
独特の世界観で自由度も高く、グローバル企業との今後のプロジェクト展開にも期待がもてます。
Play to Earnの火付け役のアクシーインフィニティ(AXS)では新規のブロックチェーンゲームに、
ユーザーを奪われることなく、ユーザー数の伸びを慎重に追っていくことが必須。
いずれにしても、どの仮想通貨を保有するかについては、
ホルダーが重視する基準を事前に明確にしておくことが最も重要になると考えます。
ユーザー数、ゲーム性、トークンの機能、企業連携、時価総額や市場ランキングなど様々。
ぜひ本記事を参考にメタバースの成長をつかむ仮想通貨を保有していってくださいね!
【おすすめ銘柄3選】DeFi(分散型金融)をわかりやすく解説【仮想通貨編】では、
メタバース同様にWeb3.0の中核を担うDeFiを丁寧に解説。DeFiの実行方法についてはもちろん、
おすすめのDeFi関連の仮想通貨も取り上げています。包括的にWeb3.0を理解する上で必見の内容。
【おすすめ仮想通貨5選】DAO(分散型自律組織)とは?結論:ビットコインが究極形にて、
DAO(分散型自律組織)をわかりやすく解説。DAO、DeFiともにWeb3.0に対してはもちろん、
幅広い仮想通貨のジャンルの理解に繋がる必須概念です。ぜひあわせてご参照ください。
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