「お金」について

生活

こんにちは。甘鯛です。
お金について考えたり行動することが好きです。
その背景と本ブログで発信するお金の切り口を記したいと思います。

貧乏な学生時代

小学3年生の頃に両親が離婚し、母子家庭で一人っ子の私は育てられました。
朝早くから夜遅くまで私のために一生懸命働く母の姿は今でも鮮明に浮かびます。
母の働きのみで私を育てくれたことに心底感謝しています。

  • 小学生の頃に友達と遊んだと時に、
    お金が足らず恥ずかしい思いをした経験が多々ありました。
  • 中学時と高校時の修学旅行の費用が高く出席を諦め、
    修学旅行の期間中は図書館にこもりひたすら自習していた辛辣な思い出があります。
  • 大学受験では費用面が負担になり塾や予備校に通うことができず、
    通信添削と参考書の徹底活用で独学で志望大学の受験に臨みました。

上記は私の貧しい家庭環境のエピソードの一部です。
ですが、こうした貧乏なバックグラウンドで育ったおかげで、
早い段階からお金が自分にもたらす価値や意味を意識する癖が身につきました

例えば、母は日頃から安売りをしているスーパーに行き、安価な食材を仕入れるのが得意でした。
また、遅い時間に狙いを定め、半額シールが貼られる食材やおかずを安く調達。

こうしたところは今も変わらずで、私自身も意識的に実行し続けています。
自身が実践する割安で仕込むことを前提にする株式投資の根本に通じる側面が大いにあります。
お金が少なく限られた状況で工夫を凝らす習慣は、結果的に質の高いリアルな学びになりました

質素倹約が美徳だ、と強調するつもりはありませんが、
お金と真摯に向き合う上で欠かせない視点であるのは間違いありません。
生活水準を上げるのは容易でも、
反対に生活水準を下げることははるかに難しいです

私の周囲でも身分不相応に生活水準を上げ過ぎてしまい、苦労している方々を見受けられます。

そうは言っても、私の場合は日常生活で使えるお金限られていたことにより、
生活に制約が生じるだけではなく、選択肢が限定されることを痛感させられる小中高時代でした。

投資で激変したお金観

そんな私ですが、
投資の視点からお金に対する考え方が大きく変化したのは大学時代です。
きっかけは、大学1年時の線形代数の講義で出会った友人(R君と表記します)との出会い。
R君は高校在学中から日本株や米国株、FXなどの資産運用を積極的に行なっていました。
R君の父親は証券会社勤務で、幼い頃からお金について多くを教えられ実践していたそうです。
私とは対照的に裕福な家庭環境で、
早くからお金について自分の頭で考え、行動する機会に恵まれていたのは羨ましいですね。

お金でお金を増やす」「お金に働いてもらう」という考え方をもちあわせていたR君から、
マネーリテラシーの高さに驚くとともに正直なところ胡散臭を感じました。
なぜなら、大学1年時の私は「お金は働いて増やす」以外に方法はないと考えていましたので、
R君との出会いは衝撃でした。(ちなみに、R君は外資系投資銀行でバリバリ活躍中です。)

「投資=ギャンブル」
「投資=危険なこと」
「投資=お金持ちがすること」

このようなネガティブなイメージしかありませんでした。
つまり、投資と投機を的確に認識していなかった訳です。
ましてや、幼少期からお金に苦労して育った私からすればなおさらです。

当時の私だけではなく、
多くの方にとって、投資に対するイメージはクリアなものではないのでしょうか。
今でこそ、つみたてnisaやidecoなど、国が推進する税制優遇制度の活用により、
投資が私たちにとって少しづつ身近なものになりつつあります。

私の場合は、
R君との出会いがきっかけで投資を自分ごととして捉え、投資に関心をもつ貴重な始まりでした。
おかげで現在では、投資が私の趣味になりました。

R君との出会いを機に私がどのような投資活動を行い、
どのような成功や失敗を経験したか、
当時の経験が現在の私の投資行動や投資思考にどう繋げっているか、
これらについては別記事にまとめたいと思います。

投資がスタンダードに

新型コロナウイルスの感染拡大、老後年金の問題、終身雇用制度の崩壊、
国力の低下、格差拡大、FIRE(Financial Independence, Retire Early)ムーブメントなど、
世界を取り巻く環境や価値観の変化が激変する時代に私たちは生きています。
お金といかに向き合っていくかは、これからの時代を生きる私たちの最重要課題です。

投資は今後ますます多くの人にとって、重要な意味をもち当たり前の行為になりつつあります
私自身が経験してきた投資活動を読者の皆様の考える動機にして頂ければ光栄です。
*投資活動は、あくまで自己判断でお願い致します。

お金に強くなる不可欠な3つの力

学校ではお金の授業はなく、
直接的にお金について学ぶ機会があった方は少数派ではないでしょうか。
私が考えるお金に関する必要な力を紹介します。

  • 稼ぐ力
  • 貯める力
  • 増やす力

お金とうまく付き合う上で、いずれも欠かせない要素だと自身の経験から考えています。
これら3つの力はどのようなものか?
なぜ、3つの力が不可欠と考えるのか?
本ブログでは、3つの力にフォーカスし、お金について掘り下げて執筆していきたいと思います。

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