【投資家必見】VTIをわかりやすく解説

VTI

こんにちは。甘鯛です。
今回は米国ETFであるVTIをわかりやすく解説します。

・VTIってそもそもどんなもの、
・VTI投資のメリット・デメリットを知りたい、
・多くの投資家に再現可能な形でVTI投資の手法を知りたい、

本記事は、こうした読者様の課題解決にお役立て頂く目的で構成されています。
早速ですが、私が本記事で1番主張したいことは以下になります。

長期投資を前提にする上で、VTIが投資対象として機能的で非常に優れた設計であること

7年以上にわたり、VTIに惹かれ続け投資している私自身の考えを共有していきます。
長期的な視点で資産運用を行うにあたり、VTI中心にポートフォリオを組むことがベストであり、
多くの投資家にとっての最適解であると断言できると私は確信
しています。

VTIの概要

まずは米国ETFであるVTIの概要をまとめます。

  • インデックス:CRSP USトータル・マーケット・インデックス
  • 信 託 報 酬:0.03%
  • 分配金利回り:1.30%
  • 配 当 実 績:2.70ドル
  • 組 入 銘 柄 数:約4,000銘柄
  • 設定日:2001年5月24日
  • 運用会社:The Vanguard Group, Inc.
《セクター》《比率》
Technology                             28.20%
Consumer Discretionary16.30%
Industrials 13.00%
Health Care 12.80%
Financials11.60%
Consumer Staples4.40%
Real Estate3.50%
Energy 3.00%
Utilities2.60%
Telecommunications2.60%
Basic Materials2.00%
《上位組入企業》《比率》
Microsoft Corp.                            5.30%
Apple Inc.5.00%
Alphabet Inc.3.60%
Amazon.com Inc.3.10%
Tesla Inc.1.90%
Meta Platforms Inc.1.60%
NVIDIA Corp.1.30%
Berkshire Hathaway Inc.1.10%
JPMorgan Chase & Co.1.10%
UnitedHealth Group Inc.0.90%

VTIのメリット

VTIのメリットをそれぞれ整理しつつ、掘り下げて解説します。

米国市場ほぼ全体をカバー
これがVTIをおすすめする1番の要因になります。VTIは米国市場のほぼ全体を網羅するETF
特定のセクターに偏重した投資をしていないのも素晴らしいポイント。
時価総額加重平均型
(時価総額が大きい企業順に組み入れ比率が決定)になりますので、
その時に強いセクターが上位に、弱いセクターが下位に構成される仕組み
これを個人投資家が、実現していこうとするのはほぼ不可能なので有難いところですね。

構成銘柄数約4,000で、GAFAMなどの超大企業に加え成長著しい小型企業も含まれます
このあたりは、上位約500社で構成されるS&P500との大きな違いです。
米国市場ほぼ全体に投資しているので頻繁な入れ替えが生じないのも特徴。
S&P500とのパフォーマンスの差は大きくないので、どちらを選好するかは好み次第。

私がVTIを選好している理由としては、
S&P500よりもより広域な投資が可能であり、「小型株効果」に期待しているからです。
「小型株効果」とは時価総額が小さい小型株は大型株よりも高い収益率の傾向であること。

そのため、将来的な利益成長が期待できる株として収益が得られやすいということです。
VTIでは、成長著しい小型企業の株から大型企業の株までをカバーしており、
S&P500よりも包括的な分散投資が実現可能になります。
投資のバイブル『ウォール街のランダム・ウォーカー株式投資の不滅の真理』では、
S&P500を認めつつ「小型株効果」の恩恵をより享受できるVTIをおすすめする形でインデックス投資の素晴らしさが力説されています。

約15年のVTI(青)・S&P500(ピンク)のパフォーマンス

【2022年最新版】VTIとVOO(S&P500)どっちが良い?徹底比較において、
VTIとVOO(S&P500)を詳細に比較解説をしております。本記事とあわせてご確認頂くことで、
VTIとVOO(S&P500)の違いについてより理解が深まる内容ですので、ぜひご参照ください。

低い信託報酬・潤沢な純資産額
投資家に嬉しいですね。VTIの信託報酬は0.03%他の米国ETFと比較して大変低い水準。長期投資になればなるほど、信託報酬は見逃せませんので長期投資を前提にする上で、安価な信託報酬であることがマストになります。バンガード社のETFは定期的に信託報酬が見直され、運用資産の規模や運用コストなどに応じて値下げが行われているのも素晴らしいです。
また、海外ETFの中で純資産額TOP3に入る巨大ETFである安定感も見逃せない魅力の一つ。
総資産残高は約30兆円。1日の流動性も非常に高く安定した運用が実現されています。
約20年のVTIパフォーマンス
買い増しのタイミングをはかる必要がない
ほぼ全米企業約4,000社を投資対象とするトータル・マーケット・インデックスに連動。
先述の通り、VTIを買う=米国をまるごと投資、とほぼ同義になります。
労働人口の増加。着実なGDP成長。株主First。世界に先駆けイノベーションの伝播。
こうした資本主義の原理に忠実な米国だからこそ、右肩上がりの経済成長を継続しています
よって、右肩上がりのインデックスに投資するタイミングは、極論いえば、常に今です。
個別株では、売上・EPS・ガイダンス、これら3つをクリアして良い決算と判断され、
買い増しを行う。反対に、決算ミスにより売却の判断に至ります。
ほぼ全米に分散投資が可能なVTIの場合、このような決算の確認が不要。
右肩上がりが前提の投資対象であるがゆえに、相場が崩れ割安時にはもちろん、
原則いつでも安心して買い増しを行うことができるのは大きなメリットと位置づけられます。

上記のVTIの特徴から、長期・積立・分散投資を効率的に実現する上で、
VTIをコア(中心)に投資していくことは個人投資家にとって、非常に合理的な選択と考えます。
つみたてnisaiDeCoの税制優遇制度を優先的に活用しVTI投資を実行していきたいところですね。

もちろん、特定口座でのETFや投資信託の積立投資に加え、スポット買いなども良いです。
VTIへの投資のみでも、立派なポートフォリオが仕上がり安定したパフォーマンスが狙えます。
オススメの投資対象を1つだけ挙げろ、と言われれば、まず真っ先にVTIと私は答えます。

【2022年最新版】VTI(全米株式)とVT(全世界株式)どっちが良い?徹底比較では、
VTI・VTを各項目より比較解説しております。全米・全世界の投資対象に共通すること、
異なるところなどを詳細に取りあげております。あわせてご確認ください。

VTIのデメリット

あまり隙がなく弱点が少ないVTIですが、デメリットを整理しておきます。
いずれも致命的なものでは決してなく、対処法・捉え方をセットでまとめておきます。

ETFでの購入では単価が2万円以上と買いずらい
上場投資信託であるETFの場合、株式と同様に1株単位で購入することになります。
一定期間コンスタントに積立買いを行う際に発注単価が2万円以上(本記事執筆時)ですと、
まとまった金額が必要で積立投資を行ことになりますのでややハードルが高い印象。
日本円→ドル転→発注までの作業が慣れないと面倒
慣れれば大したことではないのですが、この一連は慣れるまでが大変かもしれません。
ネット銀行などで円をドルに両替し、ドルでVTIを購入する工程が手間と思う方もいます。
確かに、円からダイレクトにVTIを購入することもできますが、
為替・手数料の割高さは否めないので直接、円でVTIを発注するのはおすすめできません。

これらの課題については、株式と同様に扱われるETFの特質上、仕方ありません。
しかし、VTIに連動する投資信託を活用することで、100円単位からの少額投資が可能で、
円からドルに転換しVTIを発注する手間を省くことができるので投資信託の利用がおすすめ。

  • 楽天全米株式インデックス・ファンド(通称:楽天VTI)
  • SBI・V・全米株インデックスファンド(通称:SBI・V・全米)

上記2つの投資信託を活用することで信託報酬などのコストを抑え、手間が少なくVT投資が可能。
投資信託のコストが抑えられているものが多くなっているのは、投資家に嬉しいところ。
投資を習慣化する上で、低コスト購入のしやすさは、非常に重要になるポイントです。

【決定版】おすすめの投資信託では、厳選の投資信託を紹介しています。
投資信託の考え方や選定基準なども解説しておりますので、あわせてご確認ください。

短期的には個別株をアンダーパフォームする可能性
これはVTI投資を継続するモチベーション維持に関わるところです。
なぜなら、短いスパンでみれば、成長著しい個別株銘柄と比較すれば、
VTIのパフォーマンスは劣後する可能性が十分あります。
景気動向、トレンド転換、地政学リスクなどの要因によるので一概にはいえませんが。

上記の課題について、私は個別株に夢中になっていた投資初心者の時に強く意識していました。
なぜなら、せっかく投資をするなら大きなリターンを求めたい、という想いがあったからです。
私自身、投資歴13年以上の過程で沢山の成功・失敗を通じ多くの学びがあります。
これを踏まえて私が強調したいことは、
コンスタントに市場平均以上をアウトパフォームし続けることは困難である、ということです。

短期スパンでリターンを求める必要がないのならば、中長期的な目線で時間を味方にし、
着実に市場平均のリターンを獲得し続けていく方が結果的に得になることがほとんどです。
チャールズ・エリス 著『敗者のゲーム』では、短期的な個別株投資のリスクを抑え、
ミスを最小化にとどめるインデックス投資の優位性が多様な切り口から説かれています。

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まとめ

冒頭でお伝えの通り、VTIは長期投資を行う際に第一に検討したい投資対象
繰り返しですが、ポートフォリオの中心に据えるべき優れたETFです。
7年以上、VTI投資を継続中の私自身、これからも長い付き合いになると確信しています。

また、先述の通りドルでETFを買うことに高いハードルと感じる場合には、
投資信託を利用することで、低コストで手軽にVTI投資が可能。無理なく習慣化できますね。
長期的な視点から米国経済の成長を取り込めるVTI投資をぜひ検討されることをおすすめします。

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*投資活動は、あくまで自己判断でお願い致します。

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