【VTI+QQQ投資に徹する技術】米国株投資おすすめルーティン【結論:習慣化が9割】

米国株投資

こんにちは。甘鯛です。
今回は「VTI+QQQ投資に徹する技術として米国株投資家にとってのおすすめ習慣」を紹介。
私自身としては約13年の米国株の投資暦があります。
中でも約8年にわたり継続中で個人的に最長の投資スタイルが「VTI+QQQ」。
本記事は以下の読者様の課題解決に繋がる内容になっております。

・VTI+QQQ投資に興味がある方、
・VTI+QQQ投資を継続するコツを知りたい方、
・VTIあるいはQQQを長期投資を実行するリアルなイメージをつけたい方、

本記事では、VTI+QQQ投資を継続する上での要点を取りあげていきます。
約8年徹底して継続している投資スタイルですので、私にとっては「当たり前」の習慣を紹介。
VTI+QQQに投資を検討される方はもちろん、VTI+QQQ投資を実行中の方、
VTIもしくはQQQの長期投資を行う方に私の習慣をたたき台にして頂くことが本記事の目的。

【保存版】VTI+QQQ=最適解では、VTIをコア、QQQをサテライトとする投資法に関して、
包括的に解説。本記事とあわあせてご参照することで、理解が深まる構成です。
先述の通り約13年の投資暦で試行錯誤を重ねた経緯から、たどり着いたおすすめの投資スタイル。
米国株の成長を着実に享受する”最適解”と自負しており約8年投資継続中。要チェックです。

VTIに関する詳細記事:【投資家必見】VTIをわかりやすく解説
QQQに関する詳細記事:【攻めのETF】QQQをわかりやすく解説
VTI・QQQそれぞれ投資対象として沢山の利用価値がわかる内容ですので、ぜひご確認ください。

結論:VTI+QQQ投資の継続=習慣化

早速ですが本記事で最も強調したいことから!

VTI+QQQの投資継続の1番のポイントは、持続可能な仕組みの構築。
毎日、週、月、年で習慣化することを明確にし機械的に実行していくことに尽きます。

至ってシンプル。実行すべきことを選別し習慣(当たり前)化することになります。
【保存版】習慣がもたらすものとは?では、習慣化に焦点をあて、
投資に限らず多くのジャンルの目標達成において習慣が不可欠であることや、
習慣の特性などについて実体験ベースで解説。ぜひご確認してみてくださいね。

VTI+QQQの持続的な仕組み構築の土台になる習慣を毎日、毎週、毎月、毎年の単位で、
それぞれを細分化にすることで、読者様に具体的にイメージして頂き解説を進めていきます。

毎日・毎週VTI+QQQの情報を追う好奇心こそが継続の源

VTI+QQQの動向を日々追い続け、各々の株価推移、主要企業や金融政策のニュースなどを
逐一チェックしていくことの重要性について説明を加えていきます。
毎日欠かさずにチェックしていること、毎週心がけているルーティーンを紹介。

個人的には、毎日・毎週の小さな積み重ねの習慣こそが、
VTI+QQQに限らず長期投資でリターンを得ていく重要な要素
だと考えています。
小さなリターンの積み重ねが複利を生み大きなリターンに通じるだけではなく、
毎日、毎週の相場の変化を捉えることで、得られるメリットは他にもあるからです。

毎日習慣:株価動向を確実に追う

VTI+QQQ投資はいずれもインデックス投資になるので、
細かな企業動向や決算内容の確認などを個別株投資のように手間をかけるのは不要です。
ですが、VTI+QQQ投資を長期継続する上で本質的なこととして、
日々の株価の推移、主要企業の動向、金融政策など”米国経済の変化”を捉えること。

先述の通り指数への投資ですので本来、目先の株価などをチェックしたところで、
中長期的なパフォーマンスなどに及ぼす影響に関しては、特段ありません。
しかし、私が強調したいのは「インデックス投資=思考停止の投資」は誤りであることです。

VTIは全米約4,000社に分散投資を行う米国経済全体の時価総額加重平均の指数。
一方、QQQは新興企業が多く上場するNasdaqの上位100社の時価総額加重平均の指数です。
よって、VTI+QQQの把握は米国経済のメインストリームを網羅的に認識することを意味します。

インデックスというわかりやすい指標で日々の変化をチェックし続ける過程
どうしてVTI株価が上昇したのか、QQQが下落したのかなど、疑問が生じる機会が必ずあります。
こうした疑問が投資の根源的な動機であり、目の前の相場を理解しようとする姿勢こそが、
投資を継続する最も根源に位置づけられると私は考えます。得られるメリットは以下の3つ。

  • 株価推移を把握することで世界の見方が変わる
    米国経済をリードする企業、反対に足を引っ張る企業とのギャップが鮮明になります。
    要は何が強くて、何が弱いかの明確な価値の尺度として株価が位置づけ。
    大局的にお金の流れを知ることが、世界の見方に大きな影響があるからです。
  • 背景を知ることで投資が楽しくなる
    株価の決定要因は様々で、金融政策、インフレ、金利変動、地政学リスクなど、
    複合的な要素が絡みあうことで日々変動し、株価が決定されます。お金の流れを追い、
    株価の背景を目のあたりにすることで地味なインデックス投資が層楽しいくなります。
  • 暴落耐性の強化
    株価の暴落局面で投資家の力量が試されるのは、冷静さを保つメンタルの強さです。
    リーマンショック、コロナショックを経験済の私にとって暴落時でも平常時と同様に、
    投資を継続できるのは日々のボラティリティを許容する耐性があるからこそと自覚。

以上を踏まえ、私が毎日使用するおすすめの情報収集のツールを簡潔に解説。
Koyfin:ダッシュボードの視認性と機能性に優れているので高頻度で使用。
CNBC:株価情報に加えてニュース記事の速報性と良質なコンテンツが特徴。
Bloomberg(日本版):日本語で世界の経済に関する幅広いニュースを効率的に収集可能。

finbizinvesting.comなども便利ツールですが、
上記3つを活用すれば、VTI+QQQ投資に関する日々のインプットで困ることはありません。
また、無料メルマガによる情報収集もおすすめなので、取りあげておきます。

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VTI+QQQ投資の場合、自身の方針として長期保有(20年以上)が大前提。
もちろん保有中の売却はせず、買い増しを継続し総量を増加させることで、資産拡大を狙う目的。

繰り返しですがインデックス投資では、個別株投資のように四半期決算を欠かさずにチェックし、
売上、EPS、ガイダンスを確認していくことはは原則として不要になります。

しかし、長期投資で長い付きあいになるからこそ、投資対象の日々の観察を習慣化することで、
自身・他人の偏った相場観ではなく「目の前の相場」を受け入れる力が形成。
他人の情報は参考程度にしつつ、自身の偏重した相場観を捨てる勇気をもつことが、
長期投資のリターンを享受していくことに繋がっていくと確信しています。

毎週習慣:1週間の相場の方向性の振り返り

毎週の習慣としては、シンプルにVTI・QQQの損益確認、
それぞれで進展を支えたセクターや銘柄、反対に足を引っ張ったセクターや銘柄のチェックなど。
対象はS&Pですが、1週間のセクター・企業推移把握する際にfinbizのヒートマップマップが便利。


1週間のトピックや株価推移をサラッと確認。後述する通り、私は月に1〜3回でVTI・QQQ両方、
あるいはどちらか一方のスポット買いを必須。スポット買いを実行していく上で、
大まかなタイミングをはかる際に、毎日のVTI・QQQの推移確認はマストになります。

ただし、タイミングをはかるとはいっても相場を的確に把握することは、
プロの機関投資家などでも、不可能な世界です。あくまで大まかな相場の方向性を捉えることが、
1習慣のルーティン。相場の底を狙って買い逃しをしてしまう方が機会損失になるからです。

毎月習慣:買い付け・進捗確認

VTI+QQQ投資で毎月の習慣にしていることとしては、2つに分類。
実際に行う定期買い付けと資産状況の推移をチェックしていく作業になります。
定期買い付けに関しては、投資信託を利用した自動購入とETFのスポット買いに大別されますが、
後述する年単位のプランから逆算し、リスク許容度を考慮の上、買い付け内容を決定。
あとは、12ヶ月間の発注を実行。特に投資信託を利用した買い付けの仕組み化は、
感情に支配されずに左右されることなく、機械的な継続が可能なので非常に効率的
だと考えます。

定期買い付け

私が実行している毎月のVTI・QQQの発注内容については、以下の通り。

《投資信託》:自動購入
・iDeCo(楽天証券)23,000円 :楽天VTI
・つみたてNISA(SBI証券)33,333円 :楽天VTI
・特定口座(SBI証券)16,667円 :SBI・VTI
・特定口座(楽天証券)50,000円 :楽天VTI

《ETF》:スポット購入
・特定口座(SBI証券)280,000円-360,000円 / 月1-3回:VTI・QQQ


上記に加え、会社の賞与、並行しているビジネスの収入の一部を適宜、
ETFのスポット買いとしてVTI・QQQの発注にまわすことを自身のルール
としています。
2020年3月下旬のコロナショックでVTIが約32%マイナス、QQQが約26%マイナスに陥り、
サーキットブレーカーが発動しようとも、自身の規律に従い買い増しを実行し続けました。

大学時代の投資の大失敗と直後のリーマンショックの実体験こそが、
現在の私の投資スタンスの確立に繋がり、振り返れば有益な機会であったことを痛感しています。
失敗を重ねたことで出会えた”最適解”がVTI・QQQであると考え、約8年投資を継続している経緯。

進捗確認

月単位で資産状況の推移を確認するのがルーティン。
スプレッドシートにまとめている資産推移を確認し、進捗状況を客観視していきます。
翌月の投資信託の自動購入ではやるべきことはありませんが、
ETFのスポット購入の大まかな時期、金額、発注回数を検討するのが月1の習慣。

VTI・QQQの株価推移の把握において、
私の場合、毎日・毎週でも同様ですが、50日・100日・200日移動平均を注視。
特に3つの移動平均線を下回る状況では、スポット購入を手厚く対応してく方針だからです。
また、金融政策の転換期やインフレ、地政学リスクなどのシーンは相場転換になりますので、
状況整理行い翌月のETF発注を月1で固めることで、慌てふためくことなく済むのでおすすめ。

また、月単位の習慣でおすすめなのが、VTI・QQQの一次情報をとりにいく癖をつけること。
VTIの運用会社:The Vanguard Group, Inc.、QQQの運用会社:Invesco Ltd.が、
投資家向けに公開している情報を定期的に確認していくを推奨します。
チェックポイントはいくつかありますが、2つあげると以下の通り。

・上位組み入れセクター比率(VTIQQQ
・上記組み入れ企業比率(VTIQQQ

各々のETFで上位セクターの構成比を知ることで、モメンタムのあるセクター把握に繋がり、
企業構成比からは力強く成長する個別企業を理解することができます。
いずれも時価総額加重平均型なので、企業の構成比を大まかに知っておくことで、
CNBCやBoombergなどの記事を読む際に、自分ごととして情報収集できるようになるからです。

毎年習慣:アセットアロケーション・ポートフォリオのチェック

毎年の習慣としては、自身のアセットアロケーション、ポートフォリオの確認作業。
自身の投資方針に沿った買い付けが実行できた1年であったかを振り返るタイミングです。
下記は収益物件などの資産クラスを除外した、
直近の私のアセットアロケーション、ポートフォリオになります。

現状では購入対象の約80%以上をVTI(投資信託を含め)・QQQに絞り投資中。
JNJ・PGに関しては、保有はしているものの直近では買い増しはせずにホールドのみ。
仮想通貨BTC・ETHについては、現段階でポートフォリオの約1%の資産配分をしています。

自身の経験上、アセットアロケーション(資産配分)こそが、
長期における資産運用のリターン獲得で、1番重要な要素
になってくると考えています。

年齢、期間、収入などから自身のリスク許容度を逆算の上、適切な資産配分を行い、
腰の強いポートフォリを構築していくことで、継続的なリターンの獲得に直結するからです。
【米国株投資家の理想形とは?】アセットアロケーションが9割【最適解の提案あり】では、
アセットアロケーション・ポートフォリオ戦略の詳細を解説。あわせてご参照くださいね。

【米国株】暴落時の対策は?結論:静観→期間分散で買い増し!【歴史の振り返りあり】にて、
長期投資の過程で1度は遭遇する可能性がある暴落について備えと対策にフォーカスしています。
リーマンショック+コロナショックのリアルタイムでの実体験をもとに詳細解説。必見です。

まとめ

以上より、私が実践しているVTI+QQQ投資継続のおすすめルーティンをお伝えしてきました。
約8年にわたるVTI+QQQ投資の経験から、長期投資を前提とする米国株投資において、
投資を継続させる必須ポイントを3つに絞りまとめておきます。

・目の前の相場を客観視すること(=自他の相場観に頼らない)
・感情に左右されないように機械的な積立投資を継続すること(=仕組み化)
・腰を据えて投資できる対象を選定し段階的に入金力を高めていくこと(=選択と集中)

いずれに共通していることは、自分の意志でコントロールできることに徹するということ。
株価や景気動向などについては当然、先回りして予測したり操作することは不可能。
しかし、投資において自らの意志でコントロールできるものについては、
自身の投資方針に従いしっかり管理していく頑固な心構えが必須条件になると私は考えています。

投資初心者時には市場平均をアウトパフォームすることを考え、地に足がつかないトレードなど、
根拠に乏しい自信が先行した結果、沢山のミスを重ね失敗を経験してきました。
SNSでインフルエンサーがこういっているなどではなく、目の前の相場を素直に観察することで、
自身にとって優先すべき投資手法や投資対象が明確になってくるからです。

全米をほぼカバーするVTI、成長著しいNasdaqの上位100社に投資可能なQQQのいずれも、
対象企業・セクター分散がバランス良くなされており、いずれも素晴らしい投資対象。
VTI+QQQの組み合わせによる長期投資で着実なリターンを得ていくことが、
再現性・持続性の高い”最適解”であるというのが試行錯誤の末の持論
になります。

VTI+QQQの投資スタイルでは、地味でつまらないインデックス投資ゆえに退屈。
だからこそ、VTI+QQQ投資を自分なりに追求する好奇心が必須で、
毎日、毎週、毎月、毎年の自分にあった投資習慣の構築として工夫が求められます。
皆様の長期投資を継続されるにあたり、今回取りあげた私の習慣をお役立てください!

【米国株投資家必見】VTI+QQQ投資で失敗しないための習慣【厳選5つ】では、
VTI+QQQ投資における失敗を回避するための習慣を5つの切り口から詳細に解説。
自らの失敗談や反省点を踏まえ、リアルな投資経験をまとめています。要チェック。


*投資活動は、あくまで自己判断でお願い致します。

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